クローン病の息子の反抗期 日記

2020年夏にクローン病と診断された15歳息子の日記です。2023年4月からN高生になりました。

柏崎へ、鮭と次男

新潟県柏崎へ行ってきました。関越自動車道を通って、長ーい関越トンネルぬけて、見えるこれからスキー場になる山肌とホテル群を幾つも見ながら…こちらはすっかり冬を待つばかり。今年はいっぱいスキー客がくると良いですねぇ。

柏崎、まずは鯨波海岸をお散歩。日本海にはなかなか来ない。本日はお天気も良くて、運がいい。きれいな砂浜。日本で初めて海水浴をした場所なんだって。
そして噂に聞いていた鮭の遡上を見に。幸運にも教えて頂いた鯨波から少し北上したところの川に見に行った。
民家の間に通っている川幅5メートルぐらいの川に鮭が遡上していく姿が見えた!ふつうに大きな鮭が。すご~い。死骸もあるある。
川でね鮭をとると密漁。怒られる。海でね、遡上しようとしている鮭をとるのはオッケーらしい。
すぐそこが河口なので、歩いて見に行くと…
人が結構いてね、写真家たちが…
遡上待機している鮭が河口付近にいっぱいいてね、上がる波の壁に鮭かいっぱいばっちりみえるの。すご~い!感動。川の匂いってあるのかなあ。
でね、上がろうとする河口が狭くて浅いの!幅1メートルくらいしかなく、石がいっぱいあってゴツゴツしてる。触れるくらいに近い。
そういえば、日本海は潮の満ち引きの差があまりない感じがする〜。
みんなで見守るがなかなか遡上しない。タイミングがあるんだね。勢い良く波に乗って一匹が遡上した!なんてスピーディーで力強い。
ずっと応援しながら見てられる〜
しかもこれからも難関多いよ〜
なんて過酷で儚い。

うちの次男もなんか感じたかしら?うーん。

家族3人で浪花屋旅館に宿泊。何年ぶり?かな。
コロナ禍始まって、全然行けなかったし、なんか広い海見て感謝しか浮かんでこないよ。年だな。

今回の旅の目的は、次男の病気。
病気がわかって2年くらい経つが、本当にいろいろ大変な事が多かったんだけど、出会いや学びや感謝もいっぱいありました。
その1つ、ナチュラルメディカル統合医療との出会い。次男を観察、病気を勉強しだして、行き着いた。
こうしてみると、義務教育は健全な少年少女を育てる方法だ、と今は思うなあ。幼稚園から続く習慣、何も考えず当たり前のように学校へ行く。決まった時間に起きて、ご飯食べて、太陽浴びて学校行って身体を動かす。遊んで勉強して、夜ぐっすり眠る。の悩む余地もない繰り返しがいかに大切なのか実感する。勉強するだけではない、むしろ生活習慣が大事。中学生は忙しいなあっと思ってきたが、部活に勉強に忙しいくらいがちょうどよいのかも。自分でできる子はいいが、お年頃、ネットゲーム族はなかなか。
それができていないうちは、自律神経が整わない。頭痛もち、イライラ、フラフラ、不眠
まさに今の次男。不登校で運動不足、昼夜逆転なんて、身体にはもってのほかなのだ。
難しい。友達とおしゃべしながらゲームする時間が彼の拠り所。当然夜型になる。
そして、砂糖とりすぎ!炭酸飲料、飴、グミが好きでずっと口にいれてる。
施術で体を整えてもらっても、すぐに自分で壊すのは簡単なのだ。
治す意識、目的を持たなければ治らない。
次男よ、きっと先生の言葉は響いたよね。
リスタートの如く、自分の身体のこと向き合って、これから頑張ってほしい。

この2年、次男の病気、コロナ禍、不登校ナチュラルメディカルと、いろいろいろあり、まだまだ続くのですが、これまで不思議なくらいいろいろな人に出会い、助けられ、運も良く、学びも楽しく、おかげで明るく前向きでいられることに感謝しかありません。
これからもまだまだじんわりパワーアップしていこうと思います。
いつか、周りの人のために何かできたらいいなあ〜